小学校では2020年から、中学校では2021年から必修化されたプログラミング教育。
子供にプログラミングを学ばせたいと考えている方も多くおられると感じます。
ママ
実は、プログラミング教室と教材学習ではそれぞれでメリット・デメリットがあり、子供によって向き・不向きがあります。
なぜなら、子供の性格によって好む環境=集中できる環境が違うからです。
このページでは、プログラミング教室とプログラミング教材での自宅学習のそれぞれのメリット、デメリットをご紹介しています。
読み終えれば、どんな子供にどちらの学習方法が向いているのか分かります。
ぐらむぱぱ
1.プログラミング教室のメリット・デメリット
最近、プログラミング教室は義務教育でのプログラミング必修化の影響もあり人気です。
しかし、通わせるためには月謝や交通費がかかります。
通ってみたけど合わなかった、という話はよくありますよね。
プログラミング教室へ通うことでのメリットとデメリットを知ってから決断しても遅くはありません。
プログラミング教室に通うメリット、デメリットについてご説明します。
プログラミング教室のメリット
プログラミング教室へ通うことによるメリットはどんなことでしょうか?
おもに以下の2点が考えられます。
すぐそばに先生、講師がいる
困ったときや分からないときに、そばにすぐ聞くことができる先生や講師がいるというメリットがあります。
学習内容についてすぐに聞ける環境であれば、子供も安心できますよね。
周りに友達や仲間がいる
プログラミング教室には一緒に学ぶ友達や仲間がいます。
同じ目的で学習している友達や仲間がいると、一緒に頑張れる気持ちになれますね。
プログラミング教室のデメリット
プログラミング教室へ通うメリットとは反対に、デメリットはどんなことがあるでしょうか?
次のようなことが考えられます。
聞いて解決する癖がついてしまう
メリットとして、そばに聞くことができる先生や講師がいることを挙げました。
しかし、聞けば解決できると分かってしまうと自分で考えずに聞いてしまう癖がついてしまう恐れがあります。
通うための交通費や送り迎えの手間
教室へ通うためには交通費がかかることが考えられます。
また、小さい子供であれば教室までの送り迎えも必須です。
周りの友達と遊んでしまう
周りに同じ目的で学ぶ友達がいることは心強いです。
しかし、つい友達と遊んだりふざけてしまって学習に身が入らない…ということが子供だと考えられます。
2.プログラミング教材のメリット・デメリット
プログラミング教材もプログラミング必修化の影響で、とても人気が高まっています。
プログラミング教室が近くにない場合には、プログラミング教材で学習するといいですね。
しかし、教材も安価ではなくやや高価なものが多いので、失敗はしたくないですよね。
プログラミング教材で学習することでのメリット、デメリットについても考えてみましょう。
教材による自宅学習のメリット
プログラミング教材での学習によるメリット、デメリットはどんなものがあるでしょうか?
おもに以下の3点が考えられます。
1人で黙々と集中して学べる
周りに友達や仲間がいない分、邪魔されずに黙々と集中して取り組むことができます。
ちょっと話しかけられたりして中断してしまうことが避けられますね。
通う手間がなく、できるタイミングで始められる
教室のように通う必要がなく、自宅での学習なのでいつでもやりたいときに始められます。
やる気になったときに一気に集中して取り組むことができるのがメリットです。
自分で考えて問題を解決する力が高まる
困ったときに聞ける先生や講師がいないので、基本は自分で解決していきます。
試行錯誤するうちに解決することを繰り返せば、問題解決力が高まります。
教材による自宅学習のデメリット
プログラミング教材での学習によるメリットとは反対に、デメリットはどんなことがあるでしょうか?
次のようなことが考えられます。
つまづいたときに聞ける先生がいない
どうしても自分で解決できない問題にあたったとき、聞ける先生や講師がいないことが挙げられます。
どうしても、というときに聞けないことはデメリットです。
実際には、困ったときには親がサポートしていく必要性があります。
一緒に学ぶ友達や仲間がいない
1人で黙々と集中できる反面、相談したり一緒に成果を見せ合ったりする友達や仲間がいないことはデメリットとなります。
友達と一緒にやればやる気になることもありますよね。
3.教材と教室、どうやって選べばいいの?
プログラミング教室と教材での学習でそれぞれのメリット、デメリットは分かりました。
ママ
それぞれのメリット、デメリットから教室へ通う方が向いているのか、教材学習の方が向いているのか考えてみましょう。
教室と教材、それぞれの学習のメリット・デメリットを比較する
教室と教材のメリット、デメリットについて、項目ごとに比較して考えてみましょう。
通うこと VS 自宅学習
通うことは親からすると送り迎えがあれば手間となります。
しかし、子供としては外の環境に出ることで気分転換になったり気持ちが高まることも考えられます。
反対に、慣れていない場所では緊張してしまう子供もいます。
新しい環境がストレスになる子供であれば、自宅での学習方法が向いていますね。
複数人で学ぶ VS 1人で学ぶ
教室では複数人で学習することになります。
周りに友達がいることで安心できる子供の場合は教室へ通う方が向いているでしょう。
しかし、周りに邪魔されずに黙々と集中して取り組みたい子供もいます。
黙々とコツコツタイプの子供であれば、教室で複数人での学習よりも在宅学習の方が向いていますね。
また、周りに友達がいることでついふざけたりしてしまう子供もいます。
周りに人がいると集中力がなくなってしまう子供も、自宅で1人の環境で学習する方がいいですね。
先生に聞きたい VS 1人で解決したい
教室では先生または講師の大人がいるので、困ったときや分からないときは大人に聞くことができます。
頼れる人がそばにいると安心して取り組める子供は教室が向いてますね。
1人で解決したい性格の子供もいます。
自分の力で解決したい気持ちが強い子供であれば、教室へ通わず教材での自宅学習が向いてるでしょう。
教室と教材、どちらがどんな子供に合っている?
前述した項目ごとの比較から、教室に向いている子供、教材に向いている子供を表形式でまとめました。
比較項目 | 教室向きの子供 | 教材向きの子供 |
複数人で学ぶ |
一緒に学ぶ友達や仲間がいる方が安心できる、やる気が出る | 周りの人に邪魔されずに黙々とやりたがる 友達がいるとふざけてしまい集中できない |
通うこと VS 自宅学習 |
家の外に出ることで気分転換になったり気持ちが高まる | 自宅以外や慣れない環境だと緊張してしまう |
先生聞きたい VS 1人で解決したい |
分からないときに聞ける先生がそばにいると安心する | 困ったときは自分の力で解決したい気持ちが強い |
表にして比較すると分かりやすくなりました。
子供がどちらに向いているのか、性格などを考慮して選んでみるといいですね。
4.結論:子供に合った学習環境を選んであげる
教室、教材のそれぞれのメリット、デメリットを比較すると、どんな子供にどちらが向いているか分かりますね。
ぐらむぱぱ
万人に合う学習方法というのはありません。
特に環境については親が子供に合うように整えてあげる必要があります。
経済的(金銭面)も含めた制限などある中で、なるべく子供に合う学習環境を提供してあげたいですね。
教材学習であれば以下の記事も参考になさってください。
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